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   ショップ紹介
毎年、銀座で新春早々に行われているイタリアワイン合同試飲会に行ってきました。 イタリアワインのイン...
 
 
 
 
 
 


        FELSINA フェルシナ

住所 : Via del Chianti, 101 - 53019 Castelnuovo Berardenga (Siena)
設立 : 1966年
オーナー : famiglia Poggiali
エノロゴ : Franco Bernabei
年間生産量 : 480,000
所有ブドウ畑 : 94ha

『サンジョヴェーゼ100%』純生キャンティ・クラシコ

カステルヌォーヴォ・ベラルデンガとキャンティ・コッリ・セネージの個性をサンジョヴェーゼを媒介して表現する。フォンタローロはそのアッサンブラージュによるフェルシナの集大成。


           

故ルイジ・ヴェロネッリの教え

イタリアのワイン文化が低迷し、量産に向かっていた1966年、ドメニコ・ポッジャーリは古いワイン荘園を購入、高品質ワイン造りをこの地で行うことを決断した。若い栽培・醸造チームはドメニコ氏のサポートを得て伝統と最高峰の醸造の両立に向けて始動した。友人であった故ルイジ・ヴェロネッリの紹介もあり、サンジョヴェーゼのスペシャリスト、フランコ・ベルナベイと出会ったことでフェルシナは一気に質を高めていき、1983年にはフラッグシップであるフォンタローロとキャンティ・クラシコの最高峰の1つランチャをリリース。世界の注目を集めることとなった。今日ではジョヴァンニ・ポッジャーリの下、サンジョヴェーゼ100%のキャンティ・クラシコの代名詞とまで成長した。


ビオロジック、バイオディヴァシティ

フェルシナの畑はキャンティ・クラシコの南端、カステルヌォーヴォ・ベラルデンガに位置し、一部は地続きのキャンティ・コッリ・セネージにも広がっている。全ての畑ではビオロジックが採用され、バイオディヴァシティ(生物多様性)の考えの元、葡萄樹だけでなく色々な種の植物を畑に隣接させることで蜜蜂や動植物との共存を進めている。『有機的な栽培だけでは十分とは言えない。サンジョヴェーゼはマッサルセレクションによって色々なクローンの最良の樹を増やしてきた。

更に森や動植物との共存を進め、次世代に僕達の伝統を残していきたい』カステルヌォーヴォ・ベラルデンガの土壌は石灰を含み岩と薄板状のマール土壌が主体で僅かに砂質とシストが混じり込む。この複雑で力強い土壌は乾燥しがちで、葡萄樹は地中深くの粘土質まで根を伸ばさないと十分な水分を得られない。フェルシナのしっかりとした酒質はこの土壌に起因していて、サンジョヴェーゼの優雅さに力強さを添えている。

             


フォンタローロとランチャ

彼等のフラッグシップがキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ・ランチャとフォンタローロ。ランチャは南西を向く一枚畑でランチャ荘園が位置していたのでその名が付いている。標高は420m。元々の古いランチャの区画のサンジョヴェーゼをマッサルセレクションで残している特別な畑。サンジョヴェーゼ100%で収穫は10月に入ってから全て手作業で行われる。ワインはサンジョヴェーゼらしい鉄、スパイスのニュアンスを感じさせながらもしなやかなタンニンと酸に支えられ硬め。長熟を期待させる。フォンタローロはフェルシナのサンジョヴェーゼを最もよく表現してくれている大切なキュヴェで勿論サンジョヴェーゼ100%。しかし、キャンティ・クラシコとコッリ・セネージの隣り合う2つのエリアの葡萄が使われる為IGTの表記になっている。クラシコ・エリアの畑は最も標高が高い畑を使い、コッリ・セネージの畑は砂質が強くシストが混じり込むので柔かいサンジョヴェーゼが収穫される。この異なるタイプの土壌から造られるサンジョヴェーゼをアッサンブラージュすることで完成する。

ルイジ・ヴェロネッリ

60年代、イタリアは不景気で、特にワイン業界は不作年が続いたこともあって落ち込んでいた。1966年、イタリアのワイン文化の没落を嘆いていたドメニコ ポッジャーリが荒れ果てた古い荘園を購入。高品質ワインの生産に乗り出した。『当時は今ほどトスカーナのワインは高価ではなく、キャンティ・クラシコは高品質というよりも低価格ワインの代名詞であった』早くからこの地のポテンシャルに気付いていたのが今は亡き、ルイジ・ヴェロネッリ。ルイジ・ヴェロネッリとの出会いがフランコ・ベルナベイとの協力関係を作りだした。フェルシナはこの出会いを機にフランコが関係するフォントディと共に一気に評価を高めていく。


フランコ・ベルナベイ

フランコが当初、取り組んだのは科学的分析による栽培、収穫、醸造の最適化。そして、最も重要で大きな変化が『天然酵母のみ』での発酵。『当初は天然酵母のみでの発酵に不安が大きく、反対意見が多く、難航した。ある程度の規模で、安定した品質を天然酵母のみで成し遂げている造り手は存在しなかった』現当主ジョヴァンニフェルシナのワインは大きく変わった。よりベラルデンガらしい大きな骨格を得て、より繊細で流れるような味わいに変化した。

                  


生物多様性の実現

キャンティ クラシコ エリアの最南端に位置するカステルヌーヴォ ベラルデンガ。シエナにも程近い場所。標高は、それほど高くないが1 年を通じて北風が吹き抜ける。粘土石灰質土壌で拳大の岩が多く含まれ、ところどころにシストも顔を出す複雑な土壌になっている。砂質は少なく、保温性には優れないので昼夜の寒暖差が激しい。最も力強く、大きな骨格のワインができると言われるのはこの土壌構成にあると言われている。降雨量も少なく、乾燥しているのでカビも少ない。葡萄栽培には最適の地であったが、フェルシナではこれを更に高める為に有機栽培を実践。有機栽培だけに留まらず、周囲に蜜蜂を飼い、出来る限り自然の森林を残すことで葡萄樹を含む、生物の多様性を追い求めている。『自然を完璧にコントロールしようと言うのは愚かだ。自然の力を信じ、任せることで人間以上の力を発揮する』

 


野生の植物と動物

畑にはルコラ、にんにく、ネギなどが自生。更に、痩せがちな土壌を活性化させる為に、1 畝毎に空豆を植えて、枯れたら土に戻していく。大型のトラクターは使わず、人間の手作業で葡萄樹はケアされていく。年に1 回、春先にだけ小型トラクターで冬の間に伸ばしっ放しにした下草を土壌に戻す。森林が多く残っている関係で、野生の山羊や猪が多く、葡萄を食べられてしまう被害が止まらない。この野生動物に対しては、畑に石鹸や髪の毛を吊るすことで対応している。※野生動物が人間の匂いと認識し近付かない。

 


伝統的醸造

 

醸造設備は基本的に何も変わっていない。伝統的なスラヴォニア産の古い大樽が並ぶ。『サンジョヴェーゼの難しさはタンニンと酸。同時にサンジョヴェーゼの偉大さもタンニンと酸』繊細さを残しながら、骨格を得る。十分な熟度を得ながら、酸を残す。タンニン量を多く得ながら、しなやかさを感じさせる。一見、相反するようだが、これこそがサンジョヴェーゼの偉大さで面白さ。『サンジョヴェーゼを本当の意味で表現するには出来る限り何もワインに与えないこと』


ヴィン・サント

                    

伝統的醸造の最たるものがヴィン・サント。収穫後、翌年2 月まで自然風で半乾燥し搾汁。母と呼ばれる前年のヴィン サントを樽内に残し、その母がスターターとなって発酵を促す。熟成は2階部分にある温度の高い熟成庫。高い温度でゆっくりと熟成させることで独特のナッツ、シェリーのニュアンスが加わる。熟成期間は7年間。樽内から僅かに蒸発していくワインを定期的に継ぎ足しながら小さな樽に移し替えていく。発酵は2年以上ゆっくり続くこともあり、自然に発酵が止まるまで一切フィルターや酸化防止剤などで発酵を終わらせることはない。糖度はその年の酵母の元気さによる。


Castelnuovo Berardenga Rancia

            

Chianti Classico Riserva "Rancia"
カステルヌーヴォ ベラルデンガの最南端の丘にある1枚畑が『ランチャ』歴史的修道院の真下に広がる真南を向く単一畑。数十種のサンジョヴェーゼのクローンが植樹されており、そのクローンをマッサルセレクションで保存。少しずつ畑を広げてきた。標高は彼等の畑で最も高い420m。粘土石灰土壌の畑は根がまっすぐに伸びやすく、水分を含む為に、葡萄樹は夜間強く冷やされる。この畑の酵母は強く、糖度も高め。発酵温度は例年クラシコより高くなることが多い。

             

Fontalloro
Castelnuovo Berardenga+Colli Senesi
フォンタローロはスーパートスカーナではない。キャンティ クラシコが『ベラルデンガの表現』で、キャンティ クラシコ リゼルヴァが『その年の表現』。ランチャが『単一畑の表現』。そして、フォンタローロはフェルシナが考える『バランスのワイン』。ベラルデンガの粘土石灰質の骨格のあるサンジョヴェーゼと隣接するコッリ セネージの砂質土壌からくる柔かく香高いサンジョヴェーゼをアッサンブラージュすることで生まれる1つのサンジョヴェーゼの理想を追求したもの。よって、一時期のスーパートスカーナのように凝縮感や濃厚さを求めたものではなく、むしろサンジョヴェーゼの上品さをフェルシナなりに追求したワイン。

                 

Colli Senesi
コッリ セネージの土壌は川に由来する砂や砂利が多い。水はけが良く、空気を多く含むので夜間でも葡萄樹を温める。葡萄は早熟し、香豊かなサンジョヴェーゼを産む。


取り扱いワイン

銘柄                     ブドウ品種       色       サイズ  
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Chianti Colli Senesi
キャンティ コッリ セネージ          サンジョヴェーゼ     赤       750ml

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Chinati Classico
キャンティ クラッシコ             サンジョヴェーゼ     赤       750ml

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Chianti Classico Riserva
キャンティ クラッシコ リセルヴァ       サンジョヴェーゼ     赤       750ml

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Chianti Classico Riserva Rancia
キャンティ クラッシコ リセルヴァ ランチャ   サンジョヴェーゼ      赤       750ml

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Fontalloro
フォンタローロ                                            サンジョヴェーゼ      赤       750ml

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Maestro Raro
マエストロ ラロ              カベルネ ソーヴィニョン   赤       750ml

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I Sistri
イ シストリ                シャルドネ                         白           750ml

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Vin Santo                 トレッビアーノ、マルヴァジア
ヴィン サント                サンジョヴェーゼ     甘        375ml

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