ワインショップ タストヴァン

Greco di Tufo Vigna Cicogna 2020 Benito Ferrara

【白】【辛口】
等級 : Bianco D.O.C.G.
葡萄品種：グレーコ 100%
平均樹齢 : 50年以上
熟成：ステンレスタンクで7ヶ月間、瓶内で最低3ヶ月間
アルコール度数 : 13.50％
年間生産本数 : 24,000

単一畑で僅か1haのクリュになります。樹齢70年を超えるグレコが多く残っています。一切の化学薬品を排除し、撒くのは極少量の銅と天然の硫黄のみです。

「雑草や刈った葉や枝はそのまま土壌に返す。有機栽培をベースとした循環型農業を実践している。蜂も育てていて、畑には猪も住んでいる。」
畑は森に隣接していて自然が残っています。「収穫時期も蜂が教えてくれる。分析はしない。完熟した葡萄は独特の香りを出す。その香は蜂を引きつける。これでブドウが完熟したか解る。」

仕立てはグイヨ。伝統的な棚仕立ては仕立が高いので地熱が伝わらず熟すのが遅くなる。標高が高いので低く仕立て、地熱でブドウを完熟させます。グイヨ仕立ての欠点は下草が多いと湿気が溜まり、カビが発生することですが、自然風が強く、乾燥を促すのでカビの問題は無い。「高地なので熟すのに時間が必要。例年収穫が始まるのは10月中旬。グレコの産地で最も遅い。」

このワイナリーで最も重要なワイン「グレーコ ディ トゥーフォ ヴィーニャ チコーニャ」は平均樹齢50年を超える畑です。表土はグレーがかった粘土。地中はトーフォ主体で硫黄含有量が極端に高い。よって通常のグレコよりも硬くミネラル分に富みます。

色調は黄金がかった麦わら色。香りはとても豊かで複雑でカモミール、クルミ、ピンクグレープフルーツ、ハーブなど。味わいはフレッシュでミネラル感が豊富です。余韻も長めでフィニッシュは白い花のイメージに支配されます。

--ワイン誌評価--
2022VT
ビベンダ2024　5グラッポリ

2021VT
ビベンダ2023　5グラッポリ
イヴィーニディヴェロネッリ2023　金3星
ワイン アドヴォケイト　91点
ジェームス サックリング　92点
デカンター　92点

2020VT
ビベンダ2022　5グラッポリ
ガンベロ ロッソ2022　赤2ビッキエリ

2019VT
ビベンダ2021　5グラッポリ
ガンベロ ロッソ2021　赤2ビッキエリ

2018VT
ビベンダ2020　5グラッポリ
ガンベロ ロッソ2020　赤2ビッキエリ

2017VT
ビベンダ2019　5グラッポリ
ガンベロ ロッソ2019　赤2ビッキエリ

2016VT
ビベンダ2018　5グラッポリ
ガンベロ ロッソ2018　赤2ビッキエリ

2015VT
ビベンダ2017　5グラッポリ
ガンベロ ロッソ2017　3ビッキエリ*

2014VT
ビベンダ 2016　5グラッポリ
ガンベロ ロッソ 2016　3ビッキエリ*

相性の良い料理：伊勢海老のロースト カタラーナ風 など

BENITO FERRARA
住所 : Frazione S. Paolo, 14A - 83010 Tufo (Avellino)
設立 : 1991年
オーナー : Gabriella Ferrara
エノロゴ : Paolo Caciorgna
アグロノモ : Gabriella Ferrara
年間生産量 : 80,000
所有ブドウ畑 : 26.00ha

トーフォ村のサン パオロの丘を標高500mまで登って、ガブリエッラ フェッラーラと夫セルジョを訪問する者には、笑顔と1杯の美味しいグラスワインが待っているだろう。それをチコーニャの畑の前で楽しむのは最上かもしれない。ヴィーニャ チコーニャは1990年代に別に瓶詰めされた最初の単一畑ワインの一つで、最も有名で、個性を持ったワインの一つです。南向きの2haのブドウ畑の土壌は粘土と硫黄を多く含む。ワインは近年、特にアロマにおいて、より軽やかで透明感溢れるスタイルになってきていますが、周知のミネラルの果実の濃厚さは失われていません。